2018年09月09日

『エスター』いたいたこんな女子と思ったら騙された

映画『エスター』



このパッケージから悪魔憑きの少女の話かと勝手に勘違いして別に見なくていいと思っていたけど、どうしても頭から離れなかったので、見てみたら全然違う話で絵に騙されました。

しかもかなり面白い!

話は3人目の子供を死産した夫婦が、もう一人子供が欲しいからと養子を迎えるところから始まります。
その9歳の養子がエスターという少女で、おとなしくて賢くてとってもいい子。大人の前では。
裏では実子である妹を支配下においたり気に入らないクラスの女子を突き落としたりと、むしろ悪魔のよう。
大人の前では完璧な少女を演じるので大人(特に夫やカウンセラー)は本性に気付きません。
こんな女子いたな。
しかもこういう子って大人だけじゃなくて男子もうまく騙したりしてて、ほんとイライラする。

そういうサイコパス的な少女の話なのかと思いきや、この映画の売りである衝撃な事実が判明して、それには私もまんまと騙されました。

序盤から心をざわざわさせられ、恐怖を味わって、気持ちよく騙されて、サイコススリラーとして最高に面白い。
観終わってすっきりとはいかないけど、そこもまたこの映画のいいところ。
エスターのことがもっと知りたくなりました。

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エスター
原題 Orphan
監督 ジャウム・コレット=セラ
2009年/アメリカ
89点
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posted by マリ at 09:38 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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