2018年09月29日

『きっと、うまくいく』学生の頃の自分に観せたい映画

4回もインドを旅しながら、インドが学歴社会であることは知りませんでした。


『きっと、うまくいく』はインドの名門工科大学を舞台に、挫折した学生の自殺やいい職業につくことしか望まない親、人生は競争だという学長、それに翻弄されながらも自分の道を見つける学生たちを面白おかしく感動的に描いています。
学ぶことの尊さ、好きなことに情熱を傾ける勇気を教えられました。
インド映画らしく途中で歌って踊るシーンも入るけど、それを見るのも楽しい。

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きっと、うまくいく
原題 
監督
2013年/インド
91点

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私もかつていい大学に入るために必死で受験勉強をしました。
大学を出たらなるべくいい会社に入って、結婚して、子供を産む、という人生しかないと思っていました。
だけど大学2年の時にギリシャ旅行へ行き、その日暮らしのジプシーの子供と触れ合い、
自分の描いていた未来はほかの国では当たり前ではなかったことを知りました。
思っていた以外の道もあるのなら、じゃあ自分の好きな道を行こうと決めました。
結局大学は辞めてお金をためてオーストラリアへ行きました。

後悔はないけど、あんなにたくさん勉強できる学生時代に勉強しなかったことは悔やまれます。
でも勉強が楽しいなんて思うようになったのは随分たってから。
「知識はどこでも学べる」と主人公が言っていたように、学ぶことはいつからでもどこででもできる。

最後に、映画のラストシーンで出てきたインドのラダックにあるパンゴンツォの写真。
すごく素敵な場所でした。

1.JPG












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posted by マリ at 09:19 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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