このシリーズは、飛行機、ジェットコースター、サーキット場などで多数の死者が出る事故が起きるんですが、その前に危ない予感がして事故を回避する主人公たちの物語。
生き残って安心と思いきや死から逃れることはできず、死ぬはずだった人が順番に死んでいきます。
どれも同じパターンですが、見所はその死ぬ方法。
風が吹けば桶屋が儲かる的というかピタゴラスイッチのように、関連ないことが次々と連鎖して最終的に凶器となる。
不謹慎かもですが、こっていて面白い。
それで思うのが、身の回りにいかに危険物が多いかということ。
あらゆるすべてのことが人を死に追いやる道具になり得る。
余談ですが、以前部屋でカバンの下敷きになった携帯の充電器のコードを引っ張ったら、(カバンをどければいいものを横着して無理やり引っ張った)、勢いあまって飛び出たコードが目に当たって、はめていたハードコンタクトレンズが割れ、その欠片の一部が翌日まで目の中で行方不明だったことを思い出しました。
この時は傷もつかずなんともなかったけど、注意力や危険回避能力をあげて生き延びなくては。
でもどんなに注意しても誰一人死から逃れることはできません。
死がやってくるその時まで「1日1日を大切に」「生き残ったことに感謝して精一杯生きる」と、主人公が言った通りです。
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ファイナルデッドサーキット
監督 デヴィッド・R・エリス
2009年/アメリカ
75点
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