2018年07月13日

【映画】「ゾンビーワールドへようこそ」は笑って泣ける青春ストーリー

ゾンビ映画が好きです。

お決まりのベタで突っ込みどころ満載の展開もそれすらを楽しむのがこの手の映画の楽しみ方だし
時々社会風刺も混じっていて考えさせられたりもする。
イヤな人間もゾンビになった途端どこか憎めない存在になるところに愛があっていい。

「ゾンビーワールドへようこそ」は王道のゾンビ映画ながらとても面白かったです。

原題 Scouts Guide to the Zombie Apocalypse
監督 クリストファー・ランドン
2015年/アメリカ
点数 80点

主人公は子供の頃から参加してきたボーイスカウトの仲間3人組。
1人の太っちょ以外の2人は高校生にもなってダサくてやってられないと抜けようと考えている。
3人で出かけたキャンプの最中、1人を置いて町のパーティへ繰り出そうとするが、その時町はゾンビで溢れかえっていた。
一旦は仲間割れした3人はゾンビと戦いながら絆を取り戻し、一歩大人になる物語です。



こう書いてしまうと大して面白くなさそうだけど、ゾンビあるある満載で展開も早くてなかなか面白く、
笑って泣けるゾンビ青春グラフィティになっています。
ボーイスカウトの知識がゾンビ退治に役立っていて、スカウトかっこいいじゃんと思います。
冒頭とエンドクレジット(劇中の小ネタが効いてます)が好き。

結構下品なので人によっては不快感を覚えそうですが、グロさはあまりないので苦手な人でも大丈夫だと思います。



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posted by マリ at 10:23 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

M.ナイト.シャマラン監督への想い

先日TVでM.ナイト.シャマラン監督の「アンブレイカブル」を放映していたので
2度目でオチがわかっていながらまた観てしまいました。
シャマランと言えば「シックスセンス」のラストでの大どんでん返しが有名ですが
「アンブレイカブル」にはあそこまでの衝撃はなく、単調に進むので好き嫌いが分かれそうです。
むしろ酷評のほうが多いのかも。

私は密かにシャマラン監督のファンなので、アンブレイカブルのみならずだいたい(全部じゃない)の作品が好きです。

全体に漂うどこか絶望を暗示しているっぽい暗い映像。
心に傷を負った登場人物はただ静かに暮らしている。
突如宇宙人や超常現象といったB級オカルト(結構ダサい)の世界に巻き込まれていき、
起こったことの意味、自分の存在意義に気づき、自分や家族との絆を取り戻し再生していく。
それがシャマランの映画に流れるテーマ。
深く見せかけて浅いようで深いところが好き。
張り巡らされた伏線もお見事です。



「アンブレイカブル」には続編があり、せっかくなので鑑賞してみました。
「スプリット」です。



女子高生が23の人格を持つ男に誘拐される多重人格もので舞台は全く違うけど、
続編と言われてから観ると同じ方向に向かっているのがわかります。

嬉しいことに2019年にはこのさらに続編の「グラス」が公開されるそうで今から楽しみ。
アンブレイカブルの彼とスプリットのあれがどんな対決をするかもだし、続編ならではの伏線やこだわりのシャマラン節が堪能できそう。
それに、スプリットの主人公の女子高生が叔父からの虐待を乗り越えて再生できていたら嬉しい。


近頃は家事と育児の合間に映画を観ることが多いので(まわしものじゃないですがAmazonプライム素晴らしい)、面白い映画があったら書きたいなと思います。

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posted by マリ at 09:05 | Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする